モデルにテキストを刻印する

加工先や協力工場などにデータを送るときは
自身のCADの生データではなく、中間ファイルである
[stp][igs][x_t]などに変換して送信することが
ほとんどだと思います

その時に、 自身の環境下で、モデリングを進めていき
部品名などを設定していても、そのネーミングを反映できません

その為、モデルに部品名を刻印する必要があります
今回はそのやり方です。

自分がこの必要性を感じたのは、加工プログラム担当者から
「どれがどのパーツやら判らない」との訴えでした
特に似たような形の場合、
組み間違えをしないように、わざと 少しづつ寸法を変えたりします。
そのため、モデル自体に文字を彫り込むことが必要になりました。

STEP1

文字を作るコマンドは「テキストから」という、のを使用します
その、コマンドを実行する前に、準備として
ワークプレーンを、文字を置きたい場所に移動させます。
下の画像は、絶対座標の原点にワークプレーンがいる状態です

そこで、ワークプレーンの、「X,Y,Z」どの軸でも良いので
クリックします

すると、ワークプレーンが移動できる状態になりますので
目的の位置まで移動させます。(ドラッグで移動できます)

そして、モデルのエッジやカドなど、
スナップの利く場所に移動させてから
向きと、距離を調整します
「テキスト」はワークプレーンの「XY」平面に配置されます。

STEP2

「テキストから」コマンドを実行します

「挿入」→「ソリッド」→「テキストから」と進みます

メニューはこんな感じです

今回、ココでは[core-insert-7]と入力
すると、「高さ1mm」でプレビューが出ますので
「高さ」を「-0.2」に変更して実行します

すると、文字のソリッドが現れます

これを、「差」コマンドを実行すればOKです

完成です