
皆さんご存じの、ミスミからリリースされている
「Mold_EX-Press」私も使用中です!
◎部品を選ぶ、型番を選ぶ、CADを出力する。
しかも、対応CADなら
CAD上に直接部品を配置できる優れもの!
なんですが…
「ThinkDesign」は未対応なのです。
“出力フォーマットはIGES、STEP、SAT、PARASOLIDの3DファイルとDWG、DXFの2Dファイルにも対応。CADソフトウェアを選ばずご利用いただく事が可能です。 “
引用先→ミスミ「Mold_EX-Press」
とのことで、はじめは興味本位で使用を開始しました。
それまで、「ミスミ」のwebでも、部品のデータはダウンロードできたので
あまり、利点を見いだせずにいました。
使ってみたら、手放せない!
3Dモデルデータだけでも、出力できれば良いかな?
という気持ちで、出力してみたら「あらびっくり!」
モデルに品番が刻印されてます。

この様に、モデルに刻印されていることにより
「部品表」などたの資料と照らし合わせて品番を確認しる必要がなく
モデル上で確認が完了します。
設計してから何年も量産稼働していた金型の部品が壊れてしまって
各当部品の品番を調べて発注するのに、
「品番がわからない!」とか
「品番これで間違いないのか?」という不安要素が無くなり
発注ミスも無くなり誰でも簡単にできるようになりました。
使い方
ソフトを立ち上げるとこの様な画面が現れます。
ここから、目的の部品に進むこともできますし

品番がある程度分かっているときは
上の検索ボックスに入力・検索すれば

ある程度、絞られた状態で選択画面が現れます
ここで「選択アイコン」をクリックして決定します。

今回は例として「型番」-「SBBK」を選択し
それぞれ、パラメータを入力

上のタブを切り替えて「3Dビュー」にすると

3Dモデルが作画され確認できます
そして、データを作成するときは
さらにタブを「モデル出力」にします
保存先フォルダを指定してから
私は
・出力ファイル形式=[step][dxf]を指定
・保存整理法=「型番毎」にしています。
「生成」を押すとデータが作成され保存されます。
これを、「シンクデザイン」に取り込みます。

ThinkDesign シンクデザイン
シンクデザインを使用している場合は
「Mold_EP-Press」から、「.stp」で出力したデータを
以下のような手順で取り込みます

「挿入」-「ファイルから」を選択します。

私は良く使うので
ツールバーにアイコンを表示させてます。
保存したフォルダから各当データをクリック

するとこの様なウィンドウが出ます

ここでは、データすべてを取り込むので
「すべて」を選択して「OK」
すると、キャド上に取り込みます
その場合、
「レイヤ0」
「ワークプレーン(作業座標系)」の原点に配置されます。

これを、任意で移動・配置して使用します

配置した後、穴を開けたり、付随する作業ができますが
「干渉チェック」にもなりますし発注も簡単になります。
発注は品番の間違えがなくなり、webでの発注手続き中に
「品番がまちがってます」というエラーが無くす事ができます。
私の場合「イライラ度」80%は削減できました。