ルアーモデリング-1

今回は写真のルアー同等の形状で、金型製作依頼がありました。
製品モデルのデータは無く、現物が1個あるのみ…
なので、この見本のルアー形状のモデリングから始めます。

機材のの揃ったトコロでしたら、
3Dスキャナーで取り込んで、それを元にモデルを仕上げる
という事が可能だと思いますが、そんなモノないので
気合でモデリングです!

有機的な形状

わたしの経験上、製品形状を一から作り上げるのはあまり経験がなく
しかも、有機的な形状なので、少し苦労しましたが
何とか形になったので、紹介させていただきます。

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3Dモデルから2D図面化

金型 設計を3DーCADで行っても、
2Dの図面は現在でも加工現場では必要なところは多いです。
特に、下請けの加工屋さんでは、必須です。
ということで、「Think Design 」内でも図面を作成できますが
今回は、他の2DーCADソフトに取り込んで
使用するための、手順を紹介します。

「Think Design」で作成したモデルを「3Dを図面化」する際の手順は以下の通り

  • 「ThinkDesign」で図面の作成で、モデルの投影図・断面図を作画
  • それを「DXF」または「DWG」などに変換してエクスポート
  • 「ThinkDesign」から吐き出されたデータを2D-CADで読み込んで図面化

この手順で、私は図面化をしています。

2D図の新規作成

まずは、何もない2Dファイルを立ち上げます。
「ファイル」-「新規作成」から「図面」をクリック

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モデルを透けた表示にする

設計をしている途中に、外側にあるモデルだけ透明度を替えて
中身を確認したりなりませんか?
たとえばこんなん感じ

干渉しているか?などはきちんと、干渉チェックコマンドで
チェックするのがいちばんなのですが
設計途中で、構造を悩んでいる時など
全体像を目で確認しながら、眺めて考えたい時などは
この、透明度を変えています。

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KEY印-2

金型設計の検討とは?

まず、
金型設計というのは、製品設計ではないので基本、
お客様から製品のモデルデータを頂いて、
それを元に金型を起こしていくという流れになります。

初期の段階ではお客様からのモデルそれを見て
安く簡単に金型を作れないか?を考えていきます。

製作側からみると
出来るだけ、単純な構造で金型を作りたいので
一部形状を、変更してもらえると、
金型構造が単純になり、金型の価格も抑えられる
といった場合などは、
どんどんコチラから提案をしています。

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